行動は目的ではなく、価値を発揮した結果として生まれるもの

「行動力をつけなければ」「もっと積極的にならなければ」。多くの自己啓発は、行動そのものをゴールに掲げます。でも、行動を目的にすればするほど、かえって空回りしてしまう。そんな経験をした人は少なくないはずです。

ここまでこのカテゴリーで、比較しない生き方や、ブレーキの外し方、挑戦できる状態のつくり方についてお話ししてきました。最後に、その根っこにある一つの考え方をお伝えします。

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行動は、目的地ではない

本来の価値に気づき、それを自分の中で理解し、言葉にし、商品やサービスという形に翻訳し、発信していく。その先に、自然と行動が生まれ、挑戦が始まり、価値が社会へ循環していく。行動は、このつながりの途中に生まれる結果であって、最初に目指すべきゴールではありません。

行動を目的にすると、「行動できていない自分」という現在地を否定するところから始まってしまいます。しかし、価値を発揮した結果として行動を捉え直すと、順番はまったく変わってきます。

本来の価値 → 自己理解 → 言語化 → 商品軸 → 発信 → 行動 → 挑戦 → 循環

この流れの中で、行動はようやく後半に登場します。行動できないと感じているときは、この手前の段階―本来の価値への気づき、自己理解、言語化―が、まだ整っていないだけかもしれません。

焦って行動だけを取り出して頑張ろうとするのは、土台のないところに家を建てようとするようなものです。行動できないことを責める前に、その手前の段階に、まだ向き合っていない部分がないか振り返ってみてください。

変える人ではなく、伴走者でありたい

私はあなたを変える人ではありません。あなたの中に眠る価値を言語化し、あなたらしく発揮できる状態をつくる人でありたいと思っています。行動や挑戦は、その先に自然と生まれてくるものです。

行動しなきゃと自分を追い立てる前に、まずは本来の価値に立ち返る。それが、遠回りに見えて、実は一番確かな道すじです。

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