頑張って「新しい自分」になろうとするほど、価値が遠ざかる理由

自己啓発本を読み漁り、憧れの人の話し方や考え方を真似て、なりたい自分を演じようとしたことはありませんか。

頑張れば頑張るほど、どこかフィットしない違和感が残る。頑張っているのに、なぜか手応えがない。それは、あなたの頑張りが足りないからではありません。そもそも向いている方向が、本来の価値とは逆だからです。

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「新しい自分」を目指すことの落とし穴

人は知識が足りないから行動できないのではありません。本来持っている価値に気づき、それを発揮できる状態になれば、人は自然と行動し始めます。

「新しい自分になろう」とする努力は、一見前向きに見えて、実は本来の価値を発揮する方向とは逆を向いています。今の自分の中にあるものを見ずに、外側にある理想像を追いかけているからです。

他人の成功法をそのまま真似ても機能しない理由

成功している人の構成や見せ方を参考にすることは、とても有効な学び方です。ただし、参考にしていいのは「構成」や「型」であって、「中身」までそっくりそのまま持ってくることではありません。

商品やサービスの価値は、ターゲットの欲求・悩みと、その人自身の特徴を結びつけることで生まれます。「新しい自分になろう」とするのは、いわば自分の商品なのに、他人のベネフィットをそのまま謳っているようなもの。中身が伴っていなければ、どれだけ型をなぞっても、しっくりくるはずがありません。

やる気に火がつくポイントは、人によって違う

自己理解のツールとしての気学には、人をいくつかのグループに分けて捉える考え方があります。ある人は、人との関わりや優しさを認められるとやる気が出る。ある人は、努力や実績を認められるとやる気が出る。またある人は、元気さや明るさを褒められるとやる気が出る。やる気に火がつくポイントは、人によって全く違うのです。

だから、自分とはタイプの違う人の「頑張り方」をそのまま真似ても、長続きしないのは当然のこと。憧れの人のやり方が機能しないのは、あなたの意志が弱いからではなく、そもそも火のつけ方が違うからかもしれません。

「新しい自分」を目指すことは、実は今の自分を否定すること

「新しい自分になりたい」という気持ちの裏には、多くの場合「今の自分ではダメだ」という前提が隠れています。理想の姿だけを見て、今の自分を素通りしたり否定したりすると、現実はなかなか動いていきません。今の自分を否定したまま未来を追いかけても、同じ場所で足踏みが続くだけなのです。

変わろうとする前に、今の自分の中に何があるかを、まず認めてあげること。それが、遠回りに見えて一番の近道です。

今日からできる、2つの問いかけ

  1. 憧れている「なりたい自分」は、本当に自分が望む姿ですか?それとも、誰かの真似ではありませんか?
  2. その「新しい自分」を目指す前の、今のあなたにしかできないことは何ですか?

変わる必要はありません

私はあなたを変えません。あなたの中に眠る価値を言語化し、あなたらしく発揮できる状態まで伴走します。

新しい自分になろうと頑張るのをやめたとき、はじめて本来の価値が発揮される場所が見えてきます。

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